環境省、大規模地熱開発の地熱資源管理・掘削許可の考え方を整理 意見募集

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環境省は、2050年カーボンニュートラル社会の実現に向け、地域共生型の地熱利活用を推進するため、大規模な地熱開発における地熱資源管理と掘削許可の考え方を整理し、「温泉資源の保護に関するガイドライン(地熱発電関係)」の改定案を策定した。これについて、8月3日から意見の募集(パブリックコメント)を開始した。意見募集の期間は9月3日まで。

環境省では、温泉資源の保護を図りながら再生可能エネルギーの導入が促進されるよう、温泉法に係る掘削許可の判断基準等に関する都道府県に対する技術的助言として、同ガイドラインを2012年3月に策定した。同ガイドラインは、温泉資源の保護のあり方を示すものとして、地熱発電の開発の各段階に関して、構造試錐井の掘削や還元井の掘削等から得られるデータを温泉法に基づく掘削許可の判断に活かすこと、地熱発電の開始に当たっての生産井の掘削等に対する温泉法における許可または不許可の判断基準の考え方を示すことを狙いとしている。

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