三井化学、農産物流通のスタートアップ企業に出資 輸出時のフードロス削減

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三井化学(東京都港区)は8月31日、日本産青果物などの輸出プラットフォーム事業を運営するスタートアップ企業の世界市場(東京都品川区)に、同月に出資したと発表した。アジアを中心に青果物の流通基盤の構築を目指す世界市場との協業により、日本の青果物輸出の課題に対するソリューションを提供し、フードロスの削減を目指す。

日本の農業の持続的発展を目的に、政府主導で農産物の輸出拡大の取り組みが進められている。青果物もその一翼を担うものとして期待されている一方、穀物類や加工品とは異なり、海上輸送中の傷みが激しく、多くのフードロスが発生するという。また、海外へ輸出する際には、各対象国の農薬残留基準値に適合させる必要があり、個々の生産者には対応が難しいなどの課題も抱えているという。

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