丸紅ら6件を省CO2型「プラ等資源循環システム構築実証」に採択 環境省

環境省は8月31日、化石由来プラスチックから再生可能資源への素材代替や、リサイクルが困難な複合プラスチック等のリサイクルについて、技術的課題を解消するとともにエネルギー起源CO2の削減を図る「2021年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」(補助事業)に、丸紅(東京都千代田区)、湘南貿易(神奈川県横浜市)など6件を採択したと発表した。
丸紅は、食品廃材を有効活用したパルプモールド成型による食器について、飲料容器やカトラリーなど製品形状の多様化を図り、各食器に必要な機能を保持させる成型技術の実証を行う。食器の種類を増やすことで、分別の手間なく適切な堆肥化を進めることが目的。併せて、異なる食品残さや食器形状に対する堆肥化技術の実証を行う。
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