三菱造船、設計基本承認を取得 LCO2船の市場投入に一歩前進

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液化CO2輸送船(LCO2船)のイメージ図(出所:三菱造船)
液化CO2輸送船(LCO2船)のイメージ図(出所:三菱造船)

三菱造船(神奈川県横浜市)は9月2日、液化CO2輸送船(LCO2船)に搭載するカーゴタンクシステムの設計基本承認(AIP)を、船級協会ビューロベリタス(フランス/Bureau Veritas : BV)から取得したと発表した。

AIPとは、認証機関が基本設計を審査し、技術要件や安全性の基準を満足すると承認されたことを示すもの。今回は、液化ガスをばら積で輸送する船舶に適用されるIGCコードおよびBV船級規則に基づき、審査が実施された。なお同社は8月26日、フランスのエネルギー企業トタルエナジーズ社と、液化CO2輸送船(LCO2船)の開発に関するフィージビリティ・スタディー(FS、実効性調査)を開始している。

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