小田急電鉄、ゼロカーボンロマンスカー運行 50年脱炭素化へ行動指針策定

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2021年10月から2022年2月までロマンスカー・VSE(50000形)を「ゼロカーボン ロマンスカー」として運行する(出所:小田急電鉄)
2021年10月から2022年2月までロマンスカー・VSE(50000形)を「ゼロカーボン ロマンスカー」として運行する(出所:小田急電鉄)

小田急電鉄(東京都新宿区)は9月7日、2050年に小田急グループのCO2排出量実質ゼロ達成に向けて「小田急グループ カーボンニュートラル2050」を策定したと発表した。同指針の実現に向けた取り組みとして2021年10月から2022年2月までロマンスカー・VSE(50000形)を「ゼロカーボン ロマンスカー」として運行する。また、気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)による提言へ賛同を表明した。

「小田急グループ カーボンニュートラル2050」は「環境ビジョン」「環境長期目標」「環境戦略」の3つの柱で構成する。事業活動を通じたCO2排出量の削減や資源循環、自然資源の保全・活用などの環境課題に取り組む行動指針を示したもの。環境長期目標では、2050年に小田急グループのCO2排出量実質ゼロを目指し、その中間目標として2030年に46%(2013年比)の削減を設定した。

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