双日、欧州の電力小売事業に参入 100%再エネ由来電力を供給
双日(東京都千代田区)は9月13日、スペインの電力・ガス小売事業者大手のNexus Energia(ネクサスエネルジア)に出資し、日本企業として初めてスペインの電力小売事業に参画すると発表した。
Nexus Energiaはスペインなどにおいて100%再生可能エネルギー由来電力の供給事業を手がけている。双日の再エネ発電事業の開発・運営ノウハウと、Nexus Energiaの事業基盤を掛け合わせることで、Nexus Energiaが現在行っている電力小売事業・顧客の電力使用量最適化・省エネルギーサービスに加え、電気やガスを他のサービスと組み合わせて提供するEaaS(Energy as a Service)事業や、蓄電池をリースやシェアリングなどのサービスとして提供するBaaS(Battery as a Service)事業を展開していく。具体的には、屋根置き太陽光発電・電気自動車(EV)とその周辺インフラ・蓄電システムに関連するサービスなど。欧州グリーンディール政策や環境意識の高まりの影響を受け、多様化する顧客ニーズに対応したサービスを実施していくという。
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