ファミマのフードドライブ、回収ボックスの原料に海洋プラごみ活用

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新しい回収BOX。外寸530×366×325mm、容量50リットル。長崎県対馬市で回収された海洋プラスチックを原材料の一部に使用している。岐阜プラスチック工業製(出所:ファミリーマート)
新しい回収BOX。外寸530×366×325mm、容量50リットル。長崎県対馬市で回収された海洋プラスチックを原材料の一部に使用している。岐阜プラスチック工業製(出所:ファミリーマート)

ファミリーマート(東京都港区)は、全国500店舗以上で展開している「ファミマフードドライブ」の食品を回収するために店舗に設置している回収BOXについて、10月初旬から順次、海洋プラスチックごみを原材料の一部として使用したものに変更する。なお、新しい回収BOXを製造する費用は、レジ袋有料化に伴う直営店の収益金の一部を充当した。

海洋プラスチックごみを原材料の一部として使用する店舗用備品は、2021年2月に一部店舗で導入した買い物かごに続き2例目。今回も、テラサイクルジャパン合同会社が、長崎県対馬市で回収された海洋プラスチックごみを調達し、伊藤忠商事と協働して製造したという。同社はフードドライブの取り組みを通じて、世界的な関心となっている海洋プラスチックごみ問題の啓発活動にも取り組む考え。

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