鈴与商事、山梨初「Nearly ZEB」社屋竣工 災害時に使える洗濯機も

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新社屋 鈴与商事甲府支店(出所:鈴与商事)
新社屋 鈴与商事甲府支店(出所:鈴与商事)

鈴与商事(静岡県静岡市)は9月22日、山梨県内で初めて「Nearly ZEB(ニアリー・ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」を取得した甲府支店の新社屋が9月に竣工したと発表した。

新社屋は再生可能エネルギーにより年間の一次エネルギー消費量をゼロに近づけた建築物「Nearly ZEB」を取得し、LPガスと電気併用型の設備で環境に配慮した設計としたという。BCP(事業継続計画)については、エネルギー事業の継続すべき業務を遂行することに加え、地域住民の避難所としての使用も想定。災害時にはLPガス仕様の非常用発電機による電気の供給や、災害対応型LPガスバルク供給システムによる炊き出し、食料・飲料水の提供、トイレ等の井水中水利用が可能で、2018年12月に甲府市と締結した「災害時における応急活動の支援に関する協定」の拡大版として地域防災拠点の役割も担う。

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