
トレンドグラフの画面イメージ(出所:富士通)
富士通(東京都港区)は9月29日、大規模・中規模ビル向けビル管理システム「Futuric」シリーズにおいて、様々な設備の稼働データを一元管理し、デジタルトランスフォーメーション(DX)により業務効率化と省エネによる脱炭素化を強力に支援するクラウド型の新サービス「Futuric/CL」の販売を開始した。
この新サービスでは、ビルや施設内に設置された設備の稼働状況やエネルギー使用量のデータをクラウドに蓄積し、インターネット上の統合建屋ダッシュボード画面で一元管理する。設備稼働状況はクラウド上で収集・可視化できるため、それらの情報をもとに空調や照明をコントロールするなど、ZEB(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の達成に必要な省エネの実現や脱炭素化に貢献する。さらに、常駐勤務が必要となる防災センターや中央監視室での監視や制御などの管理業務を遠隔からウェブ画面上で可能にし、ビル管理業務の働き方変革を支援する。ウイズ・アフターコロナ時代のニューノーマルにおける働き方のニーズに対応する。
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