道内初、増改築によるホテルZEB化 北海道電力が参画

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「とうや湖鶴雅リゾート 洸の謌」完成予想図(出所:北海道電力)
「とうや湖鶴雅リゾート 洸の謌」完成予想図(出所:北海道電力)

北海道電力(北海道札幌市)は10月7日、2023年の竣工を予定する鶴雅リゾート(同釧路市)の新ホテル「とうや湖鶴雅リゾート 洸の謌(ひかりのうた) 増改築工事」(北海道有珠郡壮瞥町)がZEB Readyを達成すると発表した。同ホテルは既存の宿泊施設を増改築し、新たにリゾートホテルとして開業する。増改築によるホテルのZEB実現は道内初の事例だという。

北海道電力はZEBプランナーとして同ホテルの開発計画に参画。これまでのZEBコンサルの知見を活かし、鶴雅リゾートと設計会社の遠藤建築アトリエ(同札幌市)に対し、高効率空気熱ヒートポンプによる空調・給湯システムや高性能断熱材・窓の導入、クールヒートトレンチシステムなど、ZEB実現のための省エネ手法を提案した。これにより、同ホテルは基準値と比較し、設計値で1次エネルギー消費量51%削減を実現した。また、同社は竣工後のエネルギー分析や現地の省エネルギー診断を通じて、運用面における省エネのサポートも行う。

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