
会議の様子(出所:経済産業省)
経済産業省と新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)は10月6日・7日の2日間、第8回 「Innovation for Cool Earth Forum(ICEF)2021」をオンラインで開催した。なお、今回は経産省によるカーボンニュートラルや、ビヨンド・ゼロに向けたエネルギー・環境関連の国際会議を集中開催する「東京ビヨンド・ゼロ・ウィーク2021」の取り組みの一環として行われた。
今回の「ICEF 2021」は、2050年カーボンニュートラルに向けた現実的な議論を焦点に置き、政府・国際機関・産業界・学術界から、87カ国・地域の2,000人以上が参加し、11のセッションで議論を展開した。
CN実現には政府、民間など、すべての利害者の協力が不可欠
これまでに120カ国以上がカーボンニュートラルを達成する意向を表明している一方で、国際エネルギー機関(IEA)によれば、COVID-19 の感染拡大によって2020年の二酸化炭素の排出は一時的に減少したが、再び増加し始めているという。
また、
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