不二製油、副生物の「大豆ホエイ」を土壌浄化剤に

  • 印刷
  • 共有
ソイビオMA(出所:不二製油)
ソイビオMA(出所:不二製油)

不二製油(大阪府泉佐野市)は10月12日、汚染土壌対策の分野で、大豆ホエイを原料とした資源循環型のバイオレメディエーション(微生物の作用で環境汚染を修復する技術)用浄化促進剤「ソイビオMA」(販売代理店:昭栄薬品)の販売を開始した。

これまで飼料用途などで限定的に利用されていた大豆ホエイだが、揮発性有機化合物質(VOCs)や油に汚染された工場敷地内などの土壌のバイオレメディエーションに有効だと認められている。「ソイビオMA」は従来の土壌改良薬剤単価の6~7割程度であるため、薬剤費のトータルコストの低減が可能になるという。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事