日本ガイシ(NGK/愛知県名古屋市)は10月14日、海外拠点で使用する電力の全量を、2025年度までに再生可能エネルギー由来に切り替える方針を発表した。これにより、2025年度時点でNGKグループの使用電力の約6割が再生可能エネルギー由来となる見込みで、年間約33万トンのCO2の削減に貢献する。
NGKグループは、2021年4月に策定した「NGKグループ環境ビジョン」で、2030年度のCO2排出量を2013年度比で50%削減し、2050年までにネットゼロを目指すことを掲げている。目標実現のため「カーボンニュートラル戦略ロードマップ」を策定し、マイルストーン(中間目標)として、2025年度の排出量を2013年度比で25%削減することを設定している。今回の取り組みにより、中間目標を達成する見込み。