大阪ガスと大王製紙、石灰焼成炉で天然ガスと重油混焼 排出量1.9万t削減

大阪ガス(大阪府大阪市)の100%子会社のDaigasエナジー(同)は10月15日、大王製紙(東京都千代田区)の三島工場(愛媛県四国中央市)に設置されている石灰焼成キルンにおいて、天然ガスと重油の混焼によるCO2排出削減を実現したと発表した。削減量は年間約1.9万トンを見込む。
石灰焼成キルンは、クラフトパルプ製造工程で使用する石灰を焼成して再利用する設備。大阪ガスのガスアトマイズ燃焼技術を使用し、同設備の重油燃料の約30%を天然ガスに転換し、エネルギー原単位の改善効果とCO2排出量削減効果の最大化を目指す。
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