三浦工業Gの水処理・洗濯技術が融合 洗濯水リサイクルで熱と水を同時削減

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洗濯水リサイクルユニット(出所:三浦工業)
洗濯水リサイクルユニット(出所:三浦工業)

三浦工業(愛媛県松山市)は10月25日、業務用洗濯機・乾燥機を製造販売するグループ会社のアイナックス稲本(東京都)と、リネンサプライ工場内の節水とCO2削減を実現する「洗濯水リサイクルユニット」を共同開発したと発表した。11月よりアイナックス稲本で販売を開始する。

この製品では、1日1台あたり100m3近い水が消費される連続式洗濯機から排出される温排水を再利用する。これにより、洗濯水リサイクルによる節水と、温排水の熱回収による省エネで、「水と熱(蒸気)」を同時に削減する。この二つの特長により、年間CO2排出削減量は約50tとなると試算している(洗濯量60kg/バッチ、処理バッチ量30バッチ/h、削減熱量691,200kcal/日などの条件で試算)。

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