ファンケル、ケミカルリサイクルPET100%素材を化粧品容器に採用

ファンケル(神奈川県横浜市)は11月18日からリニューアル発売する「マイルドクレンジングオイル」のボトル容器を、ケミカルリサイクル技術で製造した100%再生PET素材に切り替える。石油由来のバージンPETに比べて約47%のCO2排出量が削減できるという。さらに、2023年3月末までに化粧品のPET容器を順次ケミカルリサイクルPET100%素材へ切り替える(一部製品を除く)。
化粧品の容器で使用しているPET素材は、着色や加飾があるため一般的にリサイクルしづらいとされている。ケミカルリサイクルPETは使用済みのPET素材をケミカルリサイクル技術により再生させた素材。一般的なリサイクルPETは再生を繰り返すことによる劣化が生じ、品質の担保が難しいとされてきたが、ケミカルリサイクルPETは石油由来のバージンPETと同等の品質を有することができるという。
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