伊藤忠エネクス、日本初・カーボンニュートラルGTL燃料を提供 オフ車向け

  • 印刷
  • 共有
オンラインでの調印式の様子より。(左)Shell MDS Vice President Amir Bakar氏/(右)伊藤忠エネクス産業ビジネス部門長 千村裕史氏(出所:伊藤忠エネクス)
オンラインでの調印式の様子より。(左)Shell MDS Vice President Amir Bakar氏/(右)伊藤忠エネクス産業ビジネス部門長 千村裕史氏(出所:伊藤忠エネクス)

伊藤忠エネクス(東京都千代田区)は11月11日、建設機械・重機やフォークリフト、発電機などオフロード車両に使用できる軽油代替燃料として、日本で初めて「カーボンニュートラルGTL燃料」の提供を開始すると発表した。

同社は、脱炭素化への継続的な取り組みとして、Royal Dutch Shell(Shell)の子会社であるShell MDS(マレーシア)とカーボンニュートラルGTL燃料の購入契約を締結した。GTL(Gas to Liquids)は、天然ガス由来の製品で、環境負荷の少ないクリーンな軽油代替燃料をいう。GTL燃料は、「オフロード」と呼ばれる公道ではない道で使用する、ナンバープレートの付いていない車両用(建設機械・重機、フォークリフトなど)として使用することができる。GTLは、石油由来の製品と同等の性状を保持しつつ、軽油と比較するとCO2排出量を8.5%削減することができるという。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事