五島市ブルーカーボン促進協議会設立、21年度48.6tの吸収・固定目指す

長崎県五島市は11月11日、五島市ブルーカーボン促進協議会の設立を発表した。磯焼け対策のさらなる促進に向け、組織体制の構築、藻場再生活動の実施に加え、同市独自のクレジット認証制度の創設などに取り組むという。2021年度事業では、計48.6トンのCO2吸収・固定を目指す。
海藻藻場によるCO2の吸収、炭素の固定は「ブルーカーボン」と呼ばれ2009年に国連環境計画(UNEP)が報告書を発表したことにより「2050年カーボンニュートラル」の目的達成に向けた吸収源対策として期待されている。近年では全国的に「磯焼け」と呼ばれる海藻藻場の消失減少が続いており、同市では2019年に「磯焼け対策アクションプラン」を策定し、長期的に藻場回復事業に取り組んでいる。
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