三菱電機のZEB関連技術実証棟、運用段階で『ZEB』を達成

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SUSTIE外観(出所:三菱電機)
SUSTIE外観(出所:三菱電機)

三菱電機(東京都千代田区)は11月15日、情報技術総合研究所(神奈川県鎌倉市)に2020年に竣工したZEB(net Zero Energy Building)関連技術実証棟「SUSTIE(サスティエ)」を1年間運用した結果を発表した。創エネルギー量が消費エネルギー量を上回り、年間の一次エネルギー収支がゼロまたはマイナスの建築物である『ZEB』を達成した。

「SUSTIE」では、新たに開発した事前計画型のZEB運用技術を活用し、竣工直後の運用開始からビル設備の最適な運転を実現。1年間の創エネルギー量が571.75MJ/m2年、消費エネルギー量が366.07MJ/m2・年、エネルギー消費量の収支が-205.68MJ/m2・年となり、創エネルギー量を含めた年間の一次エネルギー消費量の収支は、基準値比で115%削減となった。これは、設計段階の性能を上回る数値だという。

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