ABBら、100%堆肥化可能なパッケージ開発で協業 使い捨てプラ削減へ

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成形繊維製造セル(MFC)(出所:ABBロボティクス)
成形繊維製造セル(MFC)(出所:ABBロボティクス)

ABBロボティクス(ABB/スイス・チューリッヒ)は11月17日、持続可能なパッケージを提供しているZume(米国・カリフォルニア)と、植物由来の農業資材を原料とする100%堆肥化可能なパッケージの開発について提携することで合意したと発表した。ABBは今後5年間で、世界中のZume社の顧客の拠点に1,000を超える成形繊維製造セル(MFC)を提供し、使い捨てプラスチック削減を目指すとともに、生産を自動化し、植物由来パッケージ製造コストの削減を目指す。

Zume社が製造する包装材は、竹・小麦・藁など、農業収穫された植物材料の残さからつくられている。そのため、使用後は簡単に分解できるほか、水やエネルギーの使用量はプラスチック包装の生産や廃棄に比べて少なく、CO2排出量を削減することができる。

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