三菱マテリアルら、新たな金属リサイクル技術開発 高効率化で環境負荷低減へ

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(出所:三菱マテリアル)
(出所:三菱マテリアル)

三菱マテリアル(東京都千代田区)とエマルションフローテクノロジーズ(EFT/茨城県那珂郡東海村)は11月18日、高効率で環境負荷を大幅に低減する金属リサイクル技術の共同研究を開始したと発表した。

今回、両社が着手したのは、先進的な溶媒抽出法である「エマルションフロー法」を用いた金属リサイクル技術。エマルションフロー法は溶媒抽出法のひとつであり、液の混合状態を工夫することで、高効率な抽出と環境負荷の大幅な低減を可能とした手法である。その特色としては、従来の溶媒抽出法と比較して、装置の小型化や制御の自動化が容易であること、ランニングコストを低減できること、装置が密閉構造であるため無臭の作業環境が実現できること、油水分離能力が高く排水による環境負荷が小さいことなどが挙げられる。

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