MUFGと日立、企業の脱炭素支援で協業　企画・開示・対話まで一気貫通

三菱UFJフィナンシャル・グループ（東京都千代田区）の連結子会社である三菱UFJ信託銀行（同）と日立製作所（同）は11月26日、脱炭素社会の実現に向けた企業支援に関する協業を開始すると発表した。今後は三菱UFJ信託銀行の顧客企業に対して、日立が有するさまざまな環境関連ソリューションを活用したサービスを提供する。

今回の協業により、企業が脱炭素化施策に取り組む企画・立案から施策の実施・管理、開示・エンゲージメントまでを一気通貫でサポートし、ソリューションを提供する。これにより企業の取り組みや価値向上に貢献する。具体的には、各種環境データの収集から、排出量の算定・改善に至る一連の施策実行を日立が行い、株主等ステークホルダーからの開示やエンゲージメントの要請に対するサポートを三菱UFJ 信託銀行が対応する。