環境ビジネス編集部
最終更新日: 2021年12月17日
大林組(東京都港区)は12月14日、ニュージーランドにおいて初となるメガワット級水素製造プラントを開所し、地熱発電を利用して製造する「グリーン水素」の試験販売を開始すると発表した。
このプラントは、同国で有数の地熱発電所を所有するトゥアロパキ・トラストと共同で、同グループが所有・運営する地熱発電所の敷地内に建設を進めてきた。地熱発電所から直接受電した再生可能エネルギー100%の電力によってグリーン水素を年間100t(燃料電池自動車の燃料換算で1000台分に相当)製造できる。