環境省は1月7日、洋上風力発電の環境影響評価(環境アセスメント)等の合理化を図り導入を促進することを目的に、環境影響評価手続における準備書の作成に必要な調査を行う海域に、「山形県遊佐町沖」を選定したと発表した。
同事業では、今後洋上風力発電の導入が見込まれる海域において、環境影響評価手続における準備書の作成に必要な調査として、文献調査、ヒアリング調査、現地調査(希少猛禽類、渡り鳥、一般鳥類、生態系、海生生物等を想定。配置計画等が不明な段階であるため、騒音、景観等の現地調査は除く)を実施し、取りまとめた情報をデータベースから事業者や地方公共団体に提供するもの。2022年度から新たに開始する。