埼玉県小川町のメガソーラー計画に「抜本的な見直し」求める 環境大臣意見

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環境省は1月25日、小川エナジー合同会社(埼玉県大里郡寄居町)が埼玉県比企郡小川町で計画する「さいたま小川町メガソーラー」について、環境影響評価法に基づく環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。同意見では「発電事業としての必然性の説明がなく、かつ環境への負荷が生じると考えられる大量の土砂の搬入を前提」としているとして、事業者に対し計画の抜本的な見直しを求めた。

同事業は、豊かな里山の生態系が形成されている事業地において、最大で出力39,600kWの太陽電池発電所を設置するもの。事業の実施区域面積は約86ha。大規模な森林の伐採や土地の改変を予定している。同日会見した山口 壯環境大臣は「太陽光発電事業が2020年4月にアセス法の対象になってから、計画の抜本的な見直しを強く求める指摘は今回が初めて。環境配慮が不十分な事業には今後も厳しい態度で臨む」とコメントした。

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