商船三井、CCUS向け液化CO2海上輸送で協業 マレーシア国営企業と
商船三井(東京都港区)は2月8日、マレーシア国営エネルギー企業Petroliam Nasional Berhadと、CCUS向けの液化CO2海上輸送に関する事業開発を、共同検討するための覚書を締結したと発表した。同覚書に基づき、両社はアジア大洋州地域におけるCCUS実現に向けた検討に着手する。
この取り組みにおいて、商船三井は回収されたCO2を目的地まで海上輸送する最適手段を確立するため、CCUSバリューチェーン全体の見地に立った液化CO2輸送船の仕様検討などを行う。また、事業開発では、同社が2021年3月に出資したノルウェーのラルビック・シッピング社も検討に加わり、同社の液化CO2安全輸送ノウハウなどにおいて共同で取り組む。
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