世界初、ケミカルタンカーで水素キャリア「MCH」を海上輸送・納入

  • 印刷
  • 共有
(出所:千代田化工建設)
(出所:千代田化工建設)

千代田化工建設(横浜市西区)は2月8日、同社が組合員企業として参画する次世代水素エネルギーチェーン技術研究組合が、世界で初めて、ケミカルタンカーで水素をメチルシクロヘキサン(MCH)の形で海上輸送・納入するという、主要なマイルストーンを達成したと発表した。

同組合は、ENEOS(東京都千代田区)が推進する実証事業において、ブルネイ・ダルサラーム国でトルエンと水素からMCHを製造・供給する役割を担う。今回、既存のケミカルタンカー(DWT:10,000トンクラス混載)を手配し、2月4日に、ENEOSの製油所の既存受入れ設備を使用し、納入を果たした。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事