三井化学、アジア地区初「バイオマスフェノール」を出荷

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(左)三井化学大阪工場、(右)フェノールプラント(出所:三井化学)
(左)三井化学大阪工場、(右)フェノールプラント(出所:三井化学)

三井化学(東京都港区)は2月15日、バイオマスフェノールをアジア地区で初めて出荷したと発表した。同製品は2021年12月に同社大阪工場(大阪府高石市)に到着したNESTE社のバイオマスナフサを利用した誘導品で、ISCC PLUS認証に基づいたマスバランス方式で各種プラスチック・化学品に割り当てバイオマス認証を付与したもの。今後は、同方式で生産されたバイオマスアセトンなどの出荷も予定している。

同社は、循環経済の実現に向け、化学品・プラスチックのリサイクルとバイオマス化の両輪を推進する。地球温暖化対策に貢献するバイオマス化は、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた重要な戦略課題と捉えているという。

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