住友化学、ごみ由来エタノールからプラ原料のエチレンを製造 試験設備を新設

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環境に配慮したエタノール由来のエチレン試験製造設備(出所:住友化学)
環境に配慮したエタノール由来のエチレン試験製造設備(出所:住友化学)

住友化学(東京都中央区)は4月11日、可燃ごみ由来のエタノールを原料とするエチレンの試験製造設備を千葉工場(千葉県市原市)に新設したと発表した。循環型社会に対応しポリオレフィンの事業化に向けた技術検証に取り組むとともに、サンプル提供などを通じて市場開拓を行う。

この試験製造設備では、積水化学工業(大阪府大阪市)が可燃性ごみから生産したエタノールや、サトウキビやとうもろこしなどのバイオマスから作られるバイオエタノールを原料にエチレンを生産する。

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