三菱造船、アンモニア・液化CO2兼用輸送船のコンセプトスタディーを完了
三菱造船(神奈川県横浜市)は4月18日、アンモニア輸送と液化CO2(LCO2)輸送を兼用可能な「アンモニア・液化CO2兼用輸送船」の船型に関するコンセプトスタディーが完了したと発表した。
今回コンセプトスタディーを実施した「アンモニア・液化CO2兼用輸送船」は、往路でアンモニア、復路でLCO2を輸送する運用を目指すというもの。LCO2船マーケットにおいて主流となり得る船型をベースに、商船三井(東京都港区)と協業のうえ、実施した。輸送船を兼用化することにより、空荷での運航をなくし、全体の輸送効率を向上することが期待される。
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