伊藤忠・味の素ら、生分解性樹脂を使用した包材を共同開発 4月から導入

  • 印刷
  • 共有
※画像はイメージです
※画像はイメージです

伊藤忠商事(東京都港区)は5月2日、味の素(同・中央区)、東洋インキ(同)、伊藤忠プラスチックス(同・千代田区)と、仏バイオ系スタートアップ企業のLactips社が製造する自然由来の生分解性樹脂「ラクティプス」をヒートシール剤に使用した環境配慮型の紙製包材を共同開発したと発表した。同包材は、味の素の「パルスイート スリムアップシュガー」外袋に、2022年4月中旬出荷分より採用されている。

ラクティプス樹脂は生分解性で、水溶性、ガスバリア性、ヒートシール性に優れている。また、原料の主成分であるカゼインは、生乳から乳製品を製造・加工する際に発生する副産物で、通常、廃棄されてしまう原料をアップサイクルして活用していることも特長である。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事