Looop(東京都台東区)は5月9日、松屋フーズ(同・武蔵野市)の中部・四国エリア5店舗に、合計61.18kWの屋根置き太陽光発電設備を納入・設置したと発表した。ユーザーの初期費用ゼロで太陽光発電設備を導入できるLooopの電気料金プラン「未来発電」の導入に伴うもの。発電した電力は店舗内で使用される。想定年間CO2削減量は合計約95トン。電力の供給開始は2022年夏を予定している。
「未来発電」は、住宅や小規模店舗向けに提供するプランのひとつ。Looopが太陽光発電設備を保有し、メンテナンスを行う。松屋フーズは使用分の電気代をLooopに支払う。災害などによる停電時には非常用電源として無料で活用できる。10年間の契約期間が終了すると、太陽光発電システムは契約者である松屋フーズに無償譲渡され、発電される電気は無料で使えるようになる。