森永乳業、那須の牧場にバイオマス発電+排水処理施設 メタン最大3割削減へ

森永乳業(東京都港区)は、畜産バイオマス発電施設と排水処理施設を兼ね備えた酪農・畜産向けふん尿処理システム「MO-ラグーンfor Dairy」を、2023年春、関係会社の森永酪農販売(東京都港区)が運営する那須岳麓農場に導入する。生乳生産に伴う環境負荷の低減と生乳生産基盤の強化を目的としたもの。同システムの導入により、牧場で排出されるメタンの排出量の最大30%削減を目指す。
「MO-ラグーン for Dairy」は、バイオガスプラントと、森永乳業グループの独自技術「MO-ラグーン」を組み合わせたもの。「MO-ラグーン」は微生物の力で排水を分解処理する技術で、同技術を酪農・畜産におけるふん尿の浄化に応用し、浄化後に放流を行う。
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