EY(英国・ロンドン)は5月12日、プラスチック廃棄物問題に取り組む「Alliance to End Plastic Waste」(AEPW)に加盟したと発表した。今後は化学・製造・サプライチェーン・金融など多岐にわたる分野での経験を活かし、AEPWの活動において、より効果的なESGの測定基準を開発し、AEPW主導のプロジェクトに対する資金調達の促進を後押しする。
AEPWには90を超える企業や組織が参加。メンバーやパートナーのグローバルネットワークを通じたプラスチックの循環型経済への移行支援に向け、29カ国で35以上のプロジェクトを実施している。プロジェクトではプラスチック廃棄物の収集・分別・処理・リサイクルを改善する解決策の試行と加速を重視する。背景には、30億もの人が依然として適切な廃棄物管理サービスを受けられないことがあるという。