TOWINGと三菱総研、カーボンファーミングの実証 高機能バイオ炭活用

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新福青果圃場の高機能バイオ炭散布直後の様子 ※右手前側黒い箇所が散布エリア(出所:TOWING)
新福青果圃場の高機能バイオ炭散布直後の様子 ※右手前側黒い箇所が散布エリア(出所:TOWING)

TOWING(愛知県名古屋市)と三菱総合研究所(東京都千代田区)は3月21日、宮崎県において、TOWINGの高機能バイオ炭「宙炭(そらたん)」を用いたカーボンファーミングの圃場実証を開始したと発表した。期間は2024年3月から11月までの約9カ月間。

GHG削減、土壌改質による生産性向上も

カーボンファーミングとは、大気中のCO2を土壌に取り込み、農地の土壌の質を向上させ温室効果ガス(GHG)の排出量を削減する農法のこと。

同実証では、宮崎県の協力の下、農業生産法人2社(イシハラフーズ・新福青果)の圃場のサトイモ栽培用農地に宙炭を散布し、土壌の質や生産性の向上を図るとともに、土壌炭素貯留により、GHG排出削減を目指す。

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