DICとエフピコ、プラ製食品トレーを完全リサイクルへ

  • 印刷
  • 共有
(出所:DIC、エフピコ)
(出所:DIC、エフピコ)

DIC(東京都中央区)とエフピコ(広島県福山市)は8月3日、プラスチック製食品トレーの完全循環型リサイクルに向けて、食品トレーの原料であるポリスチレンについて、世界初の溶解分離リサイクル技術を用いた協業を開始した。両社は今後、2023年の社会実装を目指す。

DICは色柄つき発泡トレーの新たな溶解分離リサイクル技術として、Dic法(Deinking chemical process)を開発した。同技術は、DICが印刷インキ事業で培った技術や樹脂設計の知見を活用したもので、黒色の再生ペレットから着色成分を除去する。これにより、色柄つき発泡トレーについても、従来の白色のエコトレーと同様に「トレーto トレー」のリサイクルが可能となる。

続きは無料の会員登録(必須情報入力)後にお読みいただけます。

  • 環境対策・環境推進に役立つニュース記事が読める
  • 平日毎朝、自分の興味に合った最新ニュースをメールで受け取れる
  • 有料記事などに使えるポイントを貯められる
  • クリッピング機能で要チェック記事をストックできる

関連記事