住友電気工業、排水からレアメタル回収 DPS社と協業開始
住友電気工業(大阪府大阪市)は11月19日、ディーピーエス(DPS/京都府京都市)と、フレキシブルプリント回路(FPC)製造工程で使用されるレアメタルの回収事業に関する契約を締結したと発表した。メッキ処理の触媒として使用頻度の高いパラジウム(Pd)の回収や国内金属精錬業者への売却スキームの確立を目指す。
DPS社が開発した新素材に着目
住友電気工業によると、FPC製造におけるメッキ処理では、効率よく行うための触媒として、Pdが多く使用されているが、FPC表面に付着したPdを含む薬液を洗い流す際に、微量のPdが回収できず洗浄排水として処理されているという。
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