九電送配電、2026年度に家庭用電気温水器などでDR実証を開始予定

九州電力送配電(福岡県福岡市)は6月10日、配電系統へ連系している家庭用電気温水器および系統用蓄電池を対象としたデマンドレスポンス(DR)実証を、2026年4月から実施すると発表した。配電系統の設備容量超過回避の検証を行う。実証期間は2026年4月から2028年3月までの春季・秋季。
スマートメーターを遠隔制御し、300世帯で電気温水器の湯沸かし時間を昼にシフト
具体的には、再エネの発電量が豊富な昼間帯に、対象顧客のスマートメーターを遠隔制御することで、家庭用電気温水器の湯沸し時間を夜間から昼間へタイムシフトしてもらう。また、系統用蓄電池については、同社から蓄電池を管理しているアグリゲーターへ制御を依頼し、昼間に充電してもらう。
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