COP28でアジア等の途上国に対する日本政府の支援パッケージを公表

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(出所:環境省)
(出所:環境省)

12月9日に開催された国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)の閣僚級会合で、伊藤 信太郎環境大臣は、1.5℃目標の実現に向けて、日本政府の投資促進支援パッケージを発表した。支援策を強化し、アジア等の途上国をはじめ、世界各国が2025年までに提出する次期削減目標(NDC)の引き上げ等に踏み出すことを後押しする。

GHG観測技術衛星で各国の排出削減状況推計を支援

具体的には、温室効果ガス(GHG)観測技術衛星「GOSATシリーズ」を活用し、各国の排出削減状況に係る情報の信頼性向上を支援する。2024年に打ち上げる3号機(GOSAT-GW)も活用し、これまで開発してきた排出量推計技術の普及のために中央・南アジアに支援を行い、2030年までに6カ国への拡大を目指す。

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