ハリマ化成グループ、加古川製造所で全電力を実質再エネ化

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加古川製造所のバイオマス発電施設(出所:ハリマ化成グループ)
加古川製造所のバイオマス発電施設(出所:ハリマ化成グループ)

化学メーカーのハリマ化成グループ(東京都中央区)は3月29日、旗艦工場である加古川製造所(兵庫県加古川市)で使用する電力を全量再生可能エネルギーに転換したと発表した。

加古川製造所は、2005年にバイオマス発電設備(最大出力 4,000kW)を稼働。また、2023年3月にはため池の水上に自家消費型の太陽光発電設備を設置した。これらの取り組みにより再エネ使用比率は73%に達していた。

さらに4月から、新電力のエネット(東京都港区)が提供する再エネ導入支援メニュー「EnneGreen(エネグリーン)プラン」を導入した。電気に再エネ指定の非化石証書を組み合わせ、CO2排出量をゼロとする。これにより、同製造所で使用するすべての電力が再エネ由来となる。

他工場でも再エネ由来電力を導入

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