JFEグループ、系統用蓄電池事業へ本格参入 熊本に設置しEMSで最適運用

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蓄電池の建設予定地(出所:JFEエンジニアリング)
蓄電池の建設予定地(出所:JFEエンジニアリング)

JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は7月27日、エス・ディー・エル(同・港区)、JFEグループの鉄鋼商社であるJFE商事(東京都千代田区)と共同出資して、J&S蓄電合同会社(神奈川県横浜市)を設立し、系統用蓄電池事業に本格参入すると発表した。

この事業は、環境共創イニシアチブ(SII)が公募していた補助金の採択を受け実施するもの。具体的には、J&S蓄電が事業主体となり、JFE商事グループで、鋼板加工などを手がける九州テック(熊本県玉名郡長洲町)が長洲町に所有する用地に系統用蓄電池を設置し運用する。系統用蓄電池の定格出力は1,999kW、定格容量は8,400kWh。2023年度下期より建設を開始し、2024年10月の運転開始を予定している。

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