石炭火力の小名浜発電所、3月末停止 住友商事が脱炭素化を加速

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住友商事(東京都千代田区)は、石炭火力発電を行う小名浜発電所(福島県いわき市)の運転を、2024年3月末で終了する。カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環で、これにより、同社の国内石炭火力発電はゼロとなる。

「新たな石炭火力発電所は新設しない」COP28で表明

同発電所は、隣接する日本海水(東京都千代田区)小名浜工場への電力と蒸気の供給および同社グループのサミットエナジー(同)の小売用電力供給を目的に、2004年に運転を開始した。東日本大震災を機に、蒸気を利用した2号機の発電設備を増設し、現在の1・2号機合計の総出力は56MW。

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