長谷川香料と長野県小海町、循環型農業によるハーブ栽培で協定

長谷川香料(東京都中央区)と長野県小海町は7月23日、「憩うまちこうみ事業」における協定を締結した。同町内におけるハーブ栽培を通じて、栽培・製造・リサイクルまでを一体化する「循環型農業」モデルを構築し、地域活性化と香料開発における国産原料の安定供給、環境負荷低減を目指し協業していく。
小海町内におけるレモングラス栽培を起点に「循環型農業」モデル構築
この取り組みにおいて、小海町の農家で栽培したハーブを、長谷川香料が購入し、香りを抽出し、エキスや精油などに製品化して市場に流通させる。製造時に生じた廃棄物を発酵堆肥にアップサイクルし、再びハーブ栽培を行う農家に提供。発酵堆肥を使用し、ハーブの育成を行うという循環モデルを想定している。ハーブ栽培の第 1 弾として、アロマテラピーやエスニック料理の素材として活用される「レモングラス」の試験栽培を実施している。
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