日産と日立ビルシステム、軽EVでエレベーター稼働 連続約15時間達成

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軽電気自動車「日産サクラ」(手前の車両)からの給電の様子(出所:日産自動車)
軽電気自動車「日産サクラ」(手前の車両)からの給電の様子(出所:日産自動車)

日立ビルシステム(東京都千代田区)と日産自動車(神奈川県横浜市西区)は4月12日、軽電気自動車(EV)「日産サクラ」(容量20kWh)を使用して、外部給電が可能なバッテリー残量10%までエレベーターを稼働させる実証実験を行い、14時間56分の連続稼働を達成したと発表した。

日産サクラ」から6階建ての試験棟に設置されている日立標準型エレベーター「アーバンエース HF」に外部電力を切りかえて往復運転を行った。実験開始から約15時間が経過し、連続昇降回数が416回(往復)に到達した時点でエレベーターは安全に休止した。同条件で「日産リーフe+」(バッテリー容量60kWh)を用いた場合の理論値は、連続昇降回数1,248回(往復)、連続稼働時間44時間48分。

6月にV2Xシステムの販売開始 仕様検討を進める

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