群馬銀行、水力発電由来の再エネ調達　ネーミングライツも取得

群馬銀行（群馬県前橋市）は5月29日、地域の脱炭素化に向けた取り組みの一環として、東京発電（東京都台東区）が運営する水力発電所「尾瀬片品発電所」（群馬県利根郡片品村）由来の再生可能エネルギー電力を調達するとともに、同発電所のネーミングライツを取得したと発表した。愛称は「ぐんぎん尾瀬片品発電所」。

同発電所は「日本一美しい水力発電所」をコンセプトに、建築家の團紀彦氏がデザインを手掛けた「魅せる水力発電所」だという。2023年7月に運転を開始する予定だ。群馬銀行は東京電力エナジーパートナー（東京都中央区）を通じ、FIT非化石証書（環境価値）と電力を調達する。なお、再エネ地産地消の取り組みで水力発電所のネーミングライツ取得は国内金融機関初。