トリナ・ソーラー、最大出力808Wペロブスカイトタンデムモジュール開発

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(出所:トリナ・ソーラー)
(出所:トリナ・ソーラー)

中国トリナ・ソーラーは4月9日、ペロブスカイト太陽電池シリコンタンデム型の新モジュールを開発し、最大出力808Wを達成したと発表した。

同社が開発したのは、210mm×105mmのペロブスカイト・シリコンタンデム太陽電池で構成されたモジュール。面積は3.1m2で、工業規格サイズの太陽電池モジュールとして世界で初めて800Wの壁を突破した製品となる。

理論効率43%実現も可能な、ペロブスカイトタンデム技術への期待

太陽電池開発では、従来のシリコン系太陽電池の変換効率は理論上の限界に近づいており、タンデムセルの開発が焦点となっている。特に、ペロブスカイトタンデム技術は、理論効率43%に到達可能な次世代技術として期待される。

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