豊田通商、廃漁網の繊維リサイクル事業に参入 ナイロンtoナイロン実現へ

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リサイクル作業の様子(出所:豊田通商)
リサイクル作業の様子(出所:豊田通商)

豊田通商(愛知県名古屋市)は9月28日、繊維・ファッション領域のサーキュラーエコノミー推進プロジェクト「PATCHWORKS(TM)」の一環として、ナイロンtoナイロンの繊維リサイクル実現に向け、同社が出資するブレオ社(米国)とともに、廃漁網リサイクル事業へ参入したと発表した。

7月から千葉県外房エリアで廃漁網のテスト回収を開始

豊田通商はブレオ社が主に南米で展開する廃漁網回収スキームを他の地域や国にも広げるため、日本では7月から、現地企業や漁業関係者と協働し、千葉県外房エリアで廃漁網のテスト回収を開始した。回収した漁網は国内で洗浄・選別された後、海外でリサイクルされ、100%再生ナイロン素材「NetPlus(ネットプラス)」に製品化される。

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