清水建設、世界最大級のSEP船が完成 大型洋上風車の建設に対応

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SEP船「BLUE WIND」の現況(出所:清水建設)
SEP船「BLUE WIND」の現況(出所:清水建設)

清水建設(東京都中央区)は10月6日、世界最大級の搭載能力・クレーン性能を備えた自航式SEP船(自己昇降式作業台船)「BLUE WIND」が完成したと発表した。2023年3月から、5兆円超の市場規模ともいわれる洋上風力発電施設建設工事に投入され、現場での稼働を開始する。

BLUE WINDは10月7日に出港し、諸試験を行いながら四国沿海を時計回りに航行し、10月20日に広島県内の海域に入る。計画では約4ヶ月間、瀬戸内海で船体のジャッキアップ・ダウン、クレーン操作をはじめとする諸試験とオペレーションの習熟訓練を実施した後、建設工事に投入される。

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