東レと日東製鋼ら、ポリエステルリサイクル漁網の社会実装に向け連携

東レ(東京都中央区)、日東製網(同・港区)、舘浦漁業協同組合(舘浦漁協/長崎県平戸市)の3者は9月16日、循環型社会の実現と海洋プラスチック問題の解決を目指し、「漁網to漁網 ポリエステルリサイクル」で協働すると明かした。日東製網が製造したリサイクル原糸を使用した漁網を、8月より試験運用した結果を検証し、2026年2月から販売開始する。
ポリエステルリサイクル原糸を原料の一部とする漁網
リサイクル漁網は、東レが、ポリエステル漁網の製造時に発生する工程くずを原料の一部に使用したポリエステル原糸を開発し、日東製網がこれを原料の一部に使用した糸で製造したもの。従来の漁網と同等の品質を実現したため、舘浦漁協の経営する舘浦漁港近辺での大型定置網漁業に試験的に導入した。
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