有機廃棄物を10日以内に堆肥化、出光興産らが事業化を検討

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堆肥製造事業の資源循環イメージ(出所:出光興産)
堆肥製造事業の資源循環イメージ(出所:出光興産)

出光興産(東京都千代田区)は6月28日、カナダのスタートアップ企業Anaconda Systems社と、有機廃棄物を原料とした堆肥製造の事業化検討を開始したと発表した。

今回、事業化を検討している堆肥製造事業は、日本国内で排出される生ごみなどの食品廃棄物や動物・植物性残渣、動物のふん尿などの有機廃棄物を、10日以内の短期間で堆肥化するというもの。まずは処理能力約200〜300トン/日の初期プラントを、2020年代後半までに建設することを目指す。

廃棄物中の微生物の働きを最適化し、短期間で堆肥に転換

同社は、今回開始する事業について、以下の特徴があると説明している。

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